音声編集の基本。カット、音量調整、フェードをやさしく解説
ポッドキャストや動画のBGMを作るとき、音声の編集は欠かせません。専門的な機材がなくても、基本の3つを押さえるだけで、聴きやすさは大きく変わります。
基本の3操作
1. カット(トリミング)
不要な前後の無音や、言い直し部分を切り取る作業です。波形を見ながら、選択範囲を決めて削除します。切り取った境目で音が「ブツッ」と鳴らないよう、ゼロの位置付近で切るのがコツです。
2. 音量調整
全体が小さいときは、音量を上げます。ただし、上げすぎると音が割れて、元に戻せません。最大値が上限を超えないよう、ピークを目安に調整してください。複数のファイルを並べるなら、「ノーマライズ」で音量をそろえると便利です。
3. フェードイン・フェードアウト
始まりを徐々に大きく、終わりを徐々に小さくする処理です。1〜3秒程度のフェードを付けるだけで、BGMが自然に出入りします。
編集の流れ
- 元のファイルをコピーして、作業用にする。
- カットで不要部分を取り除く。
- 音量をそろえる。
- フェードを付ける。
- 書き出して、聴いて確認する。
道具の選び方
編集ソフトには、基本機能だけを備えた軽量なもの、複数のトラックを重ねられる本格的なもの、ブラウザ上で動くものがあります。料金の有無だけでなく、次の点で比べてみてください。
- 自分のパソコンやスマートフォンで動くか。
- 必要な機能(カット、音量、フェード)がそろっているか。
- 書き出しの形式にMP3やWAVがあるか。
最初は機能が少ないものから始めて、足りなくなったら乗り換える方法が無難です。
注意点
MP3は書き出しのたびに圧縮されるので、編集を繰り返すと音質が落ちます。編集用にはWAVなどの素材を残し、最後にMP3へ書き出すのが理想です。
素材の準備
自分の動画の音声は、変換ツールで320 kbpsのMP3にして素材にできます。15分までの動画が対象です。
権利についての注意
編集する素材は、自分が権利を持つもの、または改変が認められたものに限ります。NDなど、改変を禁止するライセンスには注意してください。条件は利用規約をご覧ください。
注意:この記事は法的助言ではありません。ご自身のコンテンツまたはクリエイティブ・コモンズ/著作権フリーの動画にのみ使用し、ダウンロードするコンテンツに必要な権利があることを確認してください。