著作権の基礎知識。権利者、許諾が必要な場面、保護期間
動画や音楽を扱うなら、著作権の基本は知っておきたいところです。ここでは、日本の著作権法を中心に、よくある疑問を整理します。専門的な判断が必要な場合は、弁護士などに相談してください。
著作権とは
著作権は、小説、音楽、映像、写真などの「創作物」を作った人に自動的に生じる権利です。登録や届け出は必要なく、作った時点で発生します。
誰が権利者か
原則は創作した人です。ただし、会社の業務として作った場合は会社が著作者になることがあります。音楽では、作詞・作曲をした人の権利のほかに、演奏家やレコード制作者が持つ権利(著作隣接権)も関わります。ひとつの曲でも、複数の人の権利が重なっている点に注意が必要です。
許諾が必要になる場面
他人の作品を、次のように使うときは、原則として権利者の許可が必要です。
- コピーして配る、アップロードする。
- 自分の動画のBGMに使う。
- 一部を切り出して再編集する。
YouTubeにある動画も同様で、見ることができるからといって、自由に保存・再利用できるという意味ではありません。
保護される期間
日本では、原則として著作者の死後70年まで保護されます。期間が終わると、作品は「パブリックドメイン」となり、自由に使えるようになります。ただし、翻訳や演奏、録音には別の権利が残っている場合があります。
許諾なしで使える例外
私的使用のための複製や、引用など、法律が例外を認めているケースもあります。ただし、条件は細かく決まっており、「個人で楽しむ」といった言葉だけで広く許されるわけではありません。
迷ったときの考え方
- 自分が作ったものか。
- 作者が再利用を許可しているか(Creative Commonsなど)。
- 保護期間が終わっているか。
このどれかに当てはまれば、使える可能性が高くなります。当てはまらないなら、作者に許可を求めましょう。
ツールの使い方
変換ツールは、自分が権利を持つ動画、または再利用が認められた動画のための道具です。ほかの人の作品の保存には使えません。
権利についての注意
この記事は一般的な情報であり、法的助言ではありません。個別の事例は専門家にご相談ください。条件は利用規約にあります。
注意:この記事は法的助言ではありません。ご自身のコンテンツまたはクリエイティブ・コモンズ/著作権フリーの動画にのみ使用し、ダウンロードするコンテンツに必要な権利があることを確認してください。